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怒涛から波涛 

現在関わっている事業が部分的に暗礁に乗り上げてしまっているのが発覚したのが、約十日前。
そこから、怒涛の仕事量だった。
旅行の準備もままならないまま残業や大阪出張が相次ぎ、気持ちを離島に飛ばしたいのにそんな余裕はこれっぽっちも無かった。
特に出発前日には早朝から日帰りで大阪出張、東京に帰ってからも仕事に追いまくられて結局タクシー帰宅
一睡もしないで南へ飛び立った。。。

言うまでも無く、往路の機内では涎垂らさんばかりの爆睡。
横にならないで窮屈なシートで寝たため、首筋と肩を鬱血させたまま那覇に降り立つ。
目指すは石垣。


結果的には「快晴」は最終日だけで、この日は気温もグッと上がり、もしビーチに居たなら真っ黒になっていただろう。
けど、残念ながら今回はあまり日焼けすること無く島を後にしてしまった。
滞在中の日中平均気温は26~27℃くらいだったのかな。
風が強かったし曇りがちだったので体感温度はそんなに高くは無かった。
カズに至っては二日目からグッシュングッシュンと鼻風邪気味、最終日はゲホゲホ咳込んでいたくらい。
けれども、雲が流されて短時間でも日が差せば、やはりとても気持ちよい


レンタカーでのんびり島を一周してみたり、グラスボートで珊瑚礁の魚達に感嘆を漏らしてみたり、部屋で泡盛とオリオンに溺れてみたりのスイッチオフ。
レンタカーは、そんなスイッチの切れた僕にかかれば、いともあっさりとキズ物に。
駐車エリアを示す路肩の岩にバンパーをガリガリ・・・


今回は思い切ってダイビングマスクとシュノーケルを購入して行った。
しかも、レーシック手術を受けたため、眼鏡やコンタクトレンズを気にすることなく思いっきり海と戯れる事が出来た。
加えて大活躍だったのがマリンブーツ。
珊瑚だらけの砂浜やゴツゴツと突き出す水中の岩場で完全に足を守ってくれた。
水中用使い捨てカメラ、一個はどこかに置き忘れてしまったのだけど、買いなおしたカメラでしっかりと熱帯域の魚達をフィルムに捕獲してきた。
残念ながら、あまり良い写真は撮れていなかったけど。


米原ビーチでは面白い出会いも。
三日目の朝にビーチで、ガラの悪そうなオッサンが近付いてきた。
「観光客がビーチをダメにする!」とかなんとか因縁をつけられるのかと警戒したのだけど、実際には物凄く気さくなオッサン。
その日は結局、天気が悪かったので早々に引き上げた。
四日目、またそのオッサンに遭遇。
泳ぎ終わってから、そのオッサンの経営するビーチハウス「パーラー・オレンヂハウス」に行ってみる。
可愛らしいワンコ達と戯れながら、美味い八重ソバにありつく。
オッサン=セイジさん、ここには書けないようなヒストリーを持っていて、口は悪いけどとにかく会話が面白い。
ビーチハウスにしても、物凄く戦略的に経営している。
ルックスのイカツさと軽妙な会話のギャップ、色々な意味で人生経験豊富、綺麗に清掃整理されたハウス、愛嬌タップリのワンコ達、興が乗れば琉球三味線弾き語りのパフォーマンス・・・
「営業」と称するナンパでどんどん客を呼び込み、しかもことごとくリピーターにしてしまう。
店の壁にはビッシリと客の写真、かなりギャル度数が高い写真ばかりだけど。
勿論、家族連れのリピーターも。
僕とカズもこの際だ、踏み込んでみよう、と。
季節外れということもあり客が僕らだけだったので、店じまいしてわざわざ市内の土産物屋に同行してくれた。
どこででも誰とでも気さくに話すものだから、商店街でも馴染みの店ばかり。
買い物を終えたらバンナ岳に連れて行ってくれて、最高のサンセットも拝ませてくれた。
食べたいものや飲みたいものを訊かれ、そこから出てきた予算を提示され、合意。
お金を預けると、スーパーでどっさりと買い物をしてきてくれて、またビーチハウスへ。
かつて食堂で働いていた母上が石垣市内ではちょっとした料理上手で鳴らしていたらしく、その直伝の腕前でチャンプルーが数種類食卓に並ぶ。
ゴーヤチャンプルーは、厨房に僕らを招き入れてくれてクッキング・レクチャー。
ビーチハウスとは思えないような清潔なキッチンで、手際よく仕上がっていくチャンプルーに感嘆。
刺身をつついたり石垣牛のバーベキューを頬張りながら、泡盛をグイグイ干していく。
街灯の殆ど無いビーチサイドだけど、雲を吹き飛ばされた月が煌々と明るい。
程よく酔いの廻ったセイジさんがサンシンを弾き語り、僕はジャンベを渡されて「勝手について来い」と。
一時はそれでメシを食おうとまで思っていたらしいその三味線が、波と風の音に溶けていくのが最高に気持ち良い。
東京でドン底の生活も経験した事のある彼の口から出てくる言葉は、石垣への愛と警鐘、そして人間愛。
3人で心ゆくまで小さな宴を楽しんだ。
深夜にタクシーでホテルへ。


翌朝チェックアウトを済ませ、「明日また来いよ」の言葉どおりオレンヂハウスへ。
海沿いの絶景に建つ素敵なパン屋(これが超本格派のフランスパン屋)で名物のカレーパンを買い込み、へ案内してくれる。
「ここで深呼吸でもしてな!」と言い捨てて、彼一人でハウスに戻ってしまう。
数十分後に現れたときには、水着姿の大阪ギャルを二人連れてきた。
早速、朝の営業が達成されたらしい。
サンシンを抱えたガラ悪いオッサンと40前のカップル、そして水着姿も艶やかな大阪の水商売ギャルズ。
なんとも意味不明のパーティーが川平湾を望む。

ギャル二人をビーチに放り出して、セイジさんはわざわざ空港まで見送ってくれた。
昨夜僕らが帰ってから、二人分の、貝殻と珊瑚の手作りネックレスまで用意していてくれた。
硬い握手でさよなら。
観光案内に土産屋での交渉、料理を作ってくれてレクチャーも、そして送迎まで。
石垣に、これからも何度か行くと思う。
そこで待っていてくれる人が居る。
最高だ。
これが旅だな。



写真を全て整理できた。

旅の全体

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ビーチでの水中写真

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Comments

▼むらさん

初めまして、ですよね?
いらっしゃいませ、コメントありがとうございます♪

むらさんも偶然の出会い、というかナンパでしたか?(笑)
一見ガラが悪そうなのに、話してみると非常に温かい方でしたよね。
小脇の三線を奏でながら、ヤンキーなスウェットパンツにTシャツにビーサン、薄いサングラスに薄いひげ。
どうみても怪しい(笑)
けど、石垣島での最も深い思いでは、彼に作ってもらったような気がします。
いつかオレンヂハウスでご一緒することがあるかもしれませんね(笑)

しがない駄Blogですが、お暇なときにでもまた覗いてやってくださいませ♪

おもいで

こんにちは。むらです。

セイジさんのお話大変楽しく読ませていただきました。
私も実は大変お世話になったのです!


新婚旅行で訪れた、石垣島。
ヤシ群落を訪れた私たち。
一軒だけある売店の店先で
三線弾きながら声をかけてきたのが、
セイジ兄でした。
いろいろなところを案内してもらったり、一緒にパインを食べたり…。
おしゃべりも大変楽しいセイジ兄。
石垣島、そしてパーラーオレンヂハウスにはまた必ず訪れたいと思っております。

▼りんりんちゃん

いらっしゃいませ。コメントありがとう。
こちら http://50or.blog71.fc2.com/blog-entry-272.html も読んでくれましたか。ありがとう。

石垣島、いいですよね。
毎年行っている沖縄シリーズ、石垣島は二度目だったけどすっかりハマってしまいました。
新空港が出来たらもう少しリーズナブルにしかも楽に行けるようになるかな。
オレンヂハウスには一度機会があれば。
滅茶苦茶クセのあるオッサン=セイジさんだけど、気が合うと凄く親身に相手してくれます。
僕の人柄が、というよりも、僕の職業と彼のかつての夢が重なってしまったんだろうな(笑)。

石垣の人達は、面倒見がいいですね。
それはなんとなく感じました。
そんな人達にまた会えるよう、来年も・・・

またたまには書き込んでやってください♪

石垣最高!

こんばんわ(^^)りんりんです。
石垣島&ボジョレーの日記読ませていただきました~♪
石垣懐かしい!!
写真も綺麗に取れていて、今年は行けなかった分、楽しませて貰いましたょ(^0^)
オレンヂハウスのおっちゃんは良い人そうですね~
来年行ったらナンパされてみます・・・(^^;
向こうの人は面倒見が良いというか、楽しんでいってもらいたい、という思いから、色々とサービスしてくれるんだよね♪
でも、ここまでしてもらえるのはごうさん達の人柄が良かった~出は無いでしょうか(^^)
また来年、おいしい杯を交わせるといいですね!!

日々お仕事忙しそうですが、体調崩さないように頑張って下さい(^0^)


▼かわせみさん

お楽しみいただけましたでしょうか?(笑)

続きは自宅で

zero3じゃ写真は見にくいので、家でじっくり楽しませていただきます。

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