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帰省行070811~070815 Vol.3 

翌火曜日、『昭和62年卒業生~20周年記念同窓会』。

高校を卒業して兵庫県の大学に進学して以来ずっと県外に出たっきりで、最近は仕事柄どうしても盆暮れ正月に帰省できず、経済的にそんなに余裕があるわけでも無かったので年に一回帰られるかどうか。
三十代も後半、来年にはいよいよ四十を迎えるとなると、この長期間の郷里疎遠の間に親になっている同級生も多く、もし帰省できても気楽に「飲みに行こうぜ!」と言える状況でも無くなった。。。

それ故の気恥ずかしさもあって一人で会場に乗り込むのに腰が引けて、今でもメールアドレスが判っている友達を一人早めに呼び出す。
喫茶店で待っている時、隣のテーブルに女性二人。
近い年齢だと思っていたら、同窓会の話をし始めた。やはりそうだった。
けれど、全く記憶に無い顔なので声を掛けるのも気が引けたまま時間を過ごす。
普通科10クラスと家政科2クラスの合計500名近い学年だったので、3年間で全く接触の無い同級生もかなり多い。
それに僕らのクラスは、十数年ぶりに復活した男子ばかりのクラスだったので、女子生徒と接触する機会は本当に少なかった。
元々が保守的な地方都市で、しかも男ばかりという閉鎖的な(勿論モテるやつは居たけど)コミュニティ。
加えて僕自身は、贔屓目に見ても女子生徒からはウケようの無いとんでもなくお下劣なバンドでベースを弾いていたので、本当に女っ気の無い高校生活を送った一人。
今でこそ「営業職が天職だ」と人に言わしめるほど愛想良く(ホントか?)人と接しているし、初対面で臆する事なんて殆ど無い(でなきゃ4回も転職なんて出来ないし)のだけど、同窓会を控えたその時には高校時代のちょっと言葉少ない僕に戻っていた。

会場入りした時には、正直なところ気恥ずかしさで一杯だった。
けど、ポツポツと見覚えのある顔に出会い始めると、至るところで脳裏にフラッシュバックの火花が飛び始めた。
どれもこれも20周年と銘打たれた同窓会そのまま、ほぼ20年ぶりで合わす顔ばかり。
月並みだけど「お~っ!元気かぁ!」。
自身が潰瘍で潰れたりリウマチ疑惑に苛まれたり、同年代に精神的不調を抱える友達が居たりするから、これはある意味、冗談抜きの挨拶だ。

受付で出席者名簿を手渡され、ネームカードに当時のクラス番号と名前を自筆で書かされたんだけど、手近なところに筆ペンしかなく苦労して筆書きしたら、周りは皆サインペンで書いたヤツばかり。
一人だけ妙に勢いのあるゴツいネームカードになってしまい、早速失笑に包まれる。

出席者名簿にサッと目を通す。
もう今となっては思い出話だから気楽に書いてしまえるのだけど、中学校のときにフられ、けど高校の時にもずっと目で追っていた女の子の名前を探す。
出席欄に○の付いた、違う姓。
結婚したのは聞いていたし、会ったからと言ってどうなることもどうするつもりも無いんだけど、やはり気にはなる。
彼女と同じクラスだった友達にチラッと探りを入れると・・・風邪で急遽欠席。
ハハハ、ある意味吹っ切れた。
そこからはもう、飲む飲む飲み倒す。

会話が楽しくて仕方ない。
男ばかりのテーブル、最初は「色気が無いな」と思っていたのだけど、アルコールが入ってからは逆に「男ばかりだからこそ」というノリが心地よい。
爆笑に次ぐ爆笑。
卒業写真から全員の顔写真がスクリーンに映されていく時にも、クイズ大会でも、このテーブルの盛り上がる波長が群を抜く。
自分のクラスのテーブルに居てさえそれぞれの人生模様で会話が極彩色展開していくくらいなので、別のテーブルに押しかけたりすれ違いざまに立ち話ししたりするとより一層バンバンと会話が炸裂していく。

たまたま知らなかっただけで、実は東京で仕事をしている同級生が何人も居ることがわかった。
しかも、最も度肝を抜かれたのは、僕に転職スカウトで二回もアプローチをかけてきた人と同じ会社で働いている同級生が居たこと。
当時同じクラスに在籍していた頃にはあまり話さなかった彼とたまたま隣り合わせで座り名刺交換をした時に、「そういえばおまえの会社の○○さんって人からアプローチ受けたよ」と口を滑らせた瞬間の、その反応。
彼の職場の先輩だった。
こっちも目が点になった。
世の中は、いきなり局地的に狭くなる。

ひとしきり盛り上がった後の二次会も、これまたバースト。
誰もが気にしていたであろうマドンナ(笑)も、欠席者のひとり。
男ばかり何人もで「あの子はどうなってんだろう?」と下世話に盛り上がっていたところへ、「おお、あいつならビックリするほどデブってしまってるぞ」とコメントが投げられ、その場の全員が「エェェェ~ッ!」とのけぞったり。
会場入りする前に喫茶店で隣り合わせた女性二人の隣に偶然もう一度座ってしまい、改めて「今晩は」「そう言えば居たよねぇ!」と挨拶したり。

三次会も、殆ど貸切状態で居酒屋を占拠。
この辺りで女性陣がかなり引けて、いよいよ男同士の会話がギラギラしてくる。
いつの世も変わらないオトコならではの話だったり、仕事や生活についての話も一層真剣みが増す。
20年という歳月は腹部や脇腹の年輪も増やしてはいるけど、きちんと精神的な年輪も増やしてくれている。
あんなに男の子だった自分もアイツも、こんな話で頷き合っているというのが、不思議だったりする。

飲みすぎた。
後ろ髪を引かれつつ席を立つ。

タクシーの中で何度も「ウップ」と涙目になりながらも、思い出し笑いで「クックック」と震えてみたり。

頭の中の日記を何百ページも一気読みした気分。
ここまでに蓄積されたであろう(と信じたい)人生経験を土台に次の何年何十年を生きていく時に、この20年ぶりに顔を合わせた仲間達との交流がマイナスにはならないのだろうと思った一夜だった。

早速、程近いタイミングで四次会@東京を企画する事になりそうだ。



何名かの物故同期や先生のご冥福を。
取りまとめてくれた幹事連の皆さん、おつかれさま。

数人のとても会いたかったヤツが仕事多忙で出席できなかったのが残念だ。
それほどまでに、社会の一端を担う年頃になった、というのも感慨深い。













男ばかりのクラスは、体育祭で女装するしかないだろう。
前列左端に在りし日の自分の姿を見つけてゾッとする(笑)




つづく・・・






帰省行070811~070815 Vol.1
帰省行070811~070815 Vol.2
帰省行070811~070815 Vol.3
帰省行070811~070815 Vol.4

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Comments

▼零さん

>男性の方が、以前気になっていた女性を引きずるって本当なんですかね(笑)。

そうなの?(笑)

>零も多分、同窓会なんてあったら、どうしてるんだろうな~と気にはなりますけどね。

でしょ(笑)

男性の方が、以前気になっていた女性を引きずるって本当なんですかね(笑)。あ、でも零も多分、同窓会なんてあったら、どうしてるんだろうな~と気にはなりますけどね。どうこうするワケではないですが。

▼Mizoさん

そうなんですよ。
本当にそれを実感しました。
けどあの頃はこちらにもキャパシティが無かったから、広げようにも広げられなかったんですよね(苦笑)

今はそれなりに抽斗も増えた。
で、彼らも沢山抽斗を増やしている。
これからがむしろ面白そうです。
本当に、「大きな成果」をあげる事が出来た同窓会でした。

高校時代無口で友達も多くなかった私ですが、久方ぶりに会ってみると、もっと話しておけばよかったと思わせる人々が多いことに気が付かされました。
それに気が付いただけでも大きな成果だったのだと思います。

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